けいぞくしたい

継続したい。

李陵

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拍手ありがとうございます。
大変励みにさせて頂いています。 
はてなの使い方などもまだ理解できていないのですが
スターありがとうございます。嬉しいです。



 李陵

pakirapakira.hatenablog.jp

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上の記事でも書いた事項として
今更青空文庫を読むということをちまちまと続けているのですが 
『墨東奇譚』
(書名のままの変換が自分の環境で出ません。
そのうち辞書登録しようと思います)の続きも気になりつつ
中島敦も気になって『李陵』を読み始めていて。

それで澄み切った素晴らしい文章だなーと
また調子よく読んではいたものの。

作品の中の舞台設定としてそりゃそうなるという部分ながら、
群を率いる若い武将の
女性の扱いが非常に無体も何もないくらいの勢いである描写を
読んだあたりで
うわああきつうううううういいいいいとなって少し止まっている
という所感をそのまま覚え書き。

歴史小説としたら
当然と言えば当然に出てくるような描写であるし、
若いながら群を率いる武将の責任として
行った流れであるのも理解しつつも
非常にダイレクトにメンタルに響いてしまったようです。

どうやら自分としては自然に
夭折の作者の生きた時代としても、
どちらかと言えば現代小説という感覚も
大きい状態で読み始めていたようです。

小説の舞台設定はさすがに知っていながら。

そして吉川英治などなら歴史小説として
きっと流せたであろうと思われるのに。

読んだこともないからこその
中島敦に対する自分の感覚が
そういう風なものであったのか
と思わされているところで、
我ながら驚いている部分でもあります。

とりあえず先を読む気はあるので
読了したらまた感想のようなものを
書き留めたいです。

李陵

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李陵・山月記 (新潮文庫)

李陵・山月記 (新潮文庫)