けいぞくしたい

継続したい。

平成最後に

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年齢でいちいち判断されるのは
あまりうれしくもないし面倒かなあと思うので
年齢はぼかしておきたいものではあるのですが、
ぼかすのも結構めんどくさくもあるので
この日に書いておきますが

 

自分は団塊ジュニア世代に属するものでした。
団塊ジュニアとはもう少し広い世代かと思えば
よく調べてみれば結構限定されている年代でした。
こんな短いあいだに生まれなければならなかったなど
大変な呪いです。

団塊ジュニア以外の世代に属するかたは
団塊ジュニアに関するWikipediaでも読んでくだされば
と思いますが
こう言ったら何ですが多分理解はしづらいとも
感じます。

 

棄民世代とも呼ぶとはなかなかな言われようですが
大変納得できる部分もあって最悪です。

昭和でも
平成でも
その世代ゆえに過ごさなければならなかった
全ての体験が呪いのようです。
子どもが多い、若者が多い、とされている世代の
扱われようの粗末さを、
そういった世代にあたらない方々も
ほんの少しだけでも
想像してくださればと思います。


戦争があって高度経済成長期があって、
その少し後くらいに育たなければならなかった
団塊ジュニア世代にあたるものとして、
自分の味わってきたすべての呪いのようにしか
思い返すことができない体験を
大人になって考えるほどに、
戦争が悪いとしか思えません。
そうでなくても戦争は絶対に「悪」である
といつでも絶対に考えていますが、
高度経済成長期の少し後に
団塊ジュニアが育った体験もやはり
歴史を不勉強なりに考えてゆくほどに
戦争が悪いとしか思えません。

なので、だからこそ、
戦争がないまま終わった平成を
素晴らしいと心から思います。

 

思想の右も左も個人的にないですし、
天皇家をゴシップ扱いして語ることを好む層と
いうのはいつでもいると感じますが
自分は何も偉くもないものの
そういう見方は趣味が悪いので
したくないとしか感じません。
また天皇制の是非もあるのだろうとは感じますが
それに対する確たる考えが自分にあるでもないです。


そんな自分でも、
声を震わせて感慨をもって
戦争がないまま御代を終えようとしていることを
感謝と共に語っていた天皇陛下の姿には、
感じるものがございました。

 

そして戦争という形を
国として一度もとらないまま終えた元号
絶対に誇ってよいものであるし
湾岸戦争や平和維持活動と共に思い返し
考えてゆかなければいけないと考えつつも、
国として戦争という形を選択しなかった
平成はとにかくことそのことに関して
絶対によいものであったと振り返ります。

昭和に戦争があり
高度経済成長期があり
そのあとに育っていかなければならなかった
団塊ジュニアだからこそ
そう思って振り返ります。


もっと整理して書かないといけないでしょうが
今はとりあえずこれを書き残します。